宇部興産株価をチャートグラフから分析すると

宇部興産株価は日経平均株価と比較すると圧倒的に出遅れ感の目立つ銘柄です。チャートグラフから見ると、下値揉み合いを現在も続けており、ほぼ日経平均との連動性がありません。このように宇部興産株価が出遅れてしまっている原因は業績的な魅力が無い事に加えて、2006年3月に行われた500万株の公募が原因と考えられます。チャートグラフからは公募価格である300円前後が明らかな節目として存在してしまっており、これらの整理が依然として整理されていないことがうかがわれます。株価的には低位株であることと、出遅れ感の強さから信用買い残が膨らんでいますが、なかなか株価の上昇には結びついておらず買い方にとっては期待外れの状態が続いています。
チャートグラフだけから分析すると、下値鍛錬が終わりかけており上に離れて上昇相場入りする可能性が高くなっていると考えられますが、現状では上値抵抗線に届いて上値を抑えられている形になっています。この上値抵抗線が抜けられるかどうかが目先のポイントで、ここを抜けられなければ更に数か月のもみあいを強いられてしまう事になります。このように宇部興産株価は物色の圏外に放置されていますから、一触即発の状態でエネルギーが溜まっていると考えられます。しかし、相場の触手を動かす材料に乏しい事と、需給的な問題を抱えているこの2つの要因で低迷状態を強いられてしまっています。テクニカル的には大きな相場を期待してもおかしくは無いと考えられますが、それを裏付ける材料が乏しいのが難点で、会社側がどのような買い材料を提供してくれるかに今後の相場はかかっているといえます。ただし、300円の価格の節目は大きくこの価格帯を抜けるのは簡単ではないとみられます。

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